チョコレートの天麩羅の作り方

チョコレートの天麩羅を作ってみました!(^O^)/ 「えっ!?チョコ!?、、、」って思った方!

意外とおいしいんですよ。何人かに食べてもらいましたが、全員「おいしい!」と言ってました^^

なぜチョコレートの天麩羅なんて作ろうと思ったのか?

それは、最近シドニーにある漫画の”美味しんぼ”にもでたことのある有名な和食料理店「Yoshii吉井」に行ったときに、最後のデザートで”チョコレートの天麩羅”が出てきたから、そして意外とおいしかったから「よし!自分も作ってみよう!」と思い、翌日さっそく作りました。

この写真が「吉井」で出てきた”チョコの天麩羅”(アイスに隠れて見にくですが一番上)です。食べると中からチョコが溶けだしてきて、温かくておいしい!

なかなか面白い発想です。はじめ見たときは、「ん、、葛焼き(くずやき)!?」と思いましたが、違います。

葛焼きとは

和菓子です。くず粉と砂糖、餡などを混ぜて練って固めたものを四角く切り、片栗粉や小麦粉をつけて表面を焼いたものです。

これらが「葛焼き」です。これはこれでおいしいです。

では、チョコの天麩羅のレシピを書きます。(ちなみに全て自己流です)

まず、お菓子用のブロックになっているチョコレートを使いました。今回はミルクチョコを使います。

まず「ガナッシュ」を作ります。*ガナッシュとはチョコレートに生クリームを混ぜた口どけの良いチョコレートのことです。

これを作っておけば、冷蔵庫で固めたときにも、ある程度の柔らかさになって、形を調整しやすいです。

分量は

<ガナッシュ>

  • ミルクチョコレート(市販) 200g
  • 生クリーム         50cc
  • ブランデー(ナポレオン)  5cc

まずチョコレートを湯煎でとかし、生クリームとブランデーをそのまま入れ混ぜて、冷蔵庫で固めるだけです。

チョコレートは高級でおいしいものを使えば、それだけおいしくできます。ブランデーは香りづけです。ナポレオンはたまたま残っていたものを使ったので、他でもいいと思います。

あと準備するのは天ぷらの衣。

卵+水+小麦粉で混ぜ合わせてください。*卵は無くてもいいです。この衣は少しどろーっとした固めに仕上げます。さらさらだと、衣が薄すぎて天ぷらにした時に中からチョコが出てきてしまうからです。

準備するのは以上です。あとは、175~180度くらいの油。

作り方はチョコレート(ガナッシュ)に小麦粉をつけ、天ぷらの衣をつけて揚げるだけです。、、、と思っていたら、チョコが中から出てきました(+o+)

チョコレートの天麩羅の一番難しいところは、中からチョコが出てくることです。アイスの天麩羅に似てますね。参考URL⇒http://worldchefsbible.com/?p=736

しかし、アイスのように周りをスポンジケーキなどで巻いたら、私の食べたチョコの天麩羅みたいにはなりません。なぜなら、一番上の写真のチョコ天麩羅は周りは天プラの衣のみだったからです。

そこで、揚げている最中なぜチョコが出てくるのかというと、衣をつけて油に入れるとき、箸か手で入れるのですが、そのチョコを持っている部分がどうしても衣が薄くなってしまい、そこからチョコレートが飛び出てきます。

で、考えました。まず天ぷらの衣は重め(どろっと固め)にする。

実験1

チョコの片側のみに薄いスポンジケーキやクッキーなどを付けて、そのチョコのその部分を持ちながら油に入れる。そうすると、直接チョコレートを持っていないので、チョコの触れている衣が薄くなる事はありません。

できたのがこれ。

写真の下の部分に薄くスポンジケーキが敷いてあります。しかし、長時間揚げているとまたチョコが飛び出てきてしまいます。なので、右の写真のように完全に中まで溶けません。

まー、自分で食べる分にはこれでもいいのですが、、、。

実験2

チョコの周りに薄い”ガリ(お寿司の生姜の甘酢漬け)”で巻いて、粉つけて揚げてみました。

回り全体を巻いたので、これなら長時間揚げても中までトロッとしたチョコで、外はカリッとした天ぷら衣になります。しかし、味は不味くは無かったですが、ガリの風味が強すぎました。

結論!

結局アイスクリームの天麩羅と同様、周りに味のないスポンジケーキを”うすーく”貼り付け、天ぷらにするのが一番良いかなと思いました。

以上、チョコレートの天麩羅の実験報告でしたm(__)m

ちなみに、天つゆはつけないですからね、、、と!!ここで、ある発見をしました。

それは、、、『春巻きの皮』で包めば、万事解決なのでは?と、、、ガナッシュを春巻きの皮で包めば、隙間なく包み込むことができるので、その状態で、天ぷらにしたら、パリッとした、チョコレートの天麩羅の出来上がりです(^O^)/

ぜひおためしください。