お米の雑学、由来と特徴

お米の雑学

お米の“米”ってなんでこの漢字になったのか知っていますか?

その前に、「米」の字が国名で使われている米国=アメリカ

アメリカより日本の方がお米の消費率は高いはずなのに、なんで「米の国」なのか?

漢字で書くとアメリカ=亜米利加となります。そして英語の発音が、“ァメリカ”で、「メ」にアクセントがいくことから、「メ」の部分の漢字を当てて米国なんです。(まったく”お米”は関係ないですね)

なので、メリケン粉というのも、もともとはアメリカン粉の発音の“ア”が聞きとれにくいためにメリケン粉になったらしいです。

もう一つ、お米に関係ない言葉があります。

”新米”の意味

仕事を始めて間もない人や経験が少ない人を「新米」と呼びますが、経験豊富な人を「古米」とは呼ばないですね。なぜかと言うと、もともと「しんまい」ではなかったみたいで、江戸時代の商店で新入りの店員が新しい前掛けを付けていたのを

「新前掛け(しんまえかけ)」と呼び、これが省略されて「新前(しんまえ)」になり、さらに訛って「新米(しんまい)」に変化したとする説が有力みたいです。

新しい米を意味する新米とは直接の関係はないのですね。

なるほど~(゜レ゜)で、本題に戻ります。

「米」という漢字の由来とは?

お米は、昔から八十八の手間がかかって大変!(土を耕し、水まいて、植えて、虫をとったり管理してなどの作業を分けると88個もある)といわれることから、88(八十八)の漢字を縦に並べてくっつけ 「米」という漢字になったのです。

その他、十字に区切った田んぼに稲が飛び散っている様子から「米」という漢字にったともいわれます。

せっかくお米の話しなので、もう少し話します。

新米古米の区別

新米というのは、収穫してから12月いっぱいまでのお米を新米と言います。古米は、植えても芽が出てこないのが古米です。

芽が出てきても収穫してから1月以降はただの“米”になります。

お米を炊くときの水は何が一番良いか?

お米を砥ぐときや炊く時に使うのはミネラル水もいいですが、一番いいのは、やはり、そのお米がとれた土地の水が最高です。(*新米は水分を多く含んでいるので、水を少なめにして炊きましょう!)

どのように保存するのが良いか?

保存方法は15℃で紙の袋が良いです。虫が入らないっていう理由と、3年は味がほとんど変わらないと言われているからです。

寿司めしに合うお米は?

寿司用の米ですが、新米やコシヒカリは粘りがあり、柔らかいので向きません。なぜなら、やわらかいと握りにくいためで、1年ほどたった米が良いとも言われますが、粘りの少ないお米の品種を使ったり、水の量を減らしたりして寿司飯に合わせるようにしたりするところもあります。

または、炊けたときのご飯の上の方は必然的に水分が少ない(重力で水が下に行くためどうしても下のご飯は柔らかくなる)ため、シャリ用のご飯は炊けたご飯の上の層だけ使い、その他は白飯として使う店もあります。

 

以上簡単にですが、お米の特徴を簡単にまとめてみました。