アスパラガスは日光に当てて育てたのはグリーン、日光を遮って育てたのがホワイトになります。

では、ブロッコリーとカリフラワーもこれと同じでしょうか??

ブロッコリーは、ヨーロッパで野生のキャベツから栽培されるようになったもので、約2000年前に、野菜として食用にされていました。その後、このブロッコリーが改良されて生まれたのがカリフラワーです。同じアブラナ科ですが、

・ブロッコリーは茎が伸びて背が高くなり、頭の部分(緑のところ)や脇にできる花蕾と若い茎(黄緑のところ)を食べます。

・カリフラワーは、背丈が低く、中にある花の芽の塊が、外側にある大きな葉の中に包まれるようにして育ちます。

そういえば、カリフラワーには、下の方に葉っぱのようなものが付いていませんか?ブロッコリーにはそんな大きな葉って無いですよね。

栄養は、見た目の通り、ブロッコリーの方が葉緑素が多く、ビタミンCも豊富です。ですが、ゆでた場合にブロッコリーのほうが栄養分が壊れやすいです。

アスパラガスのように日光に当たると緑色になるわけではないんですね。白いものは、もともとそういう品種で、紫色や淡いオレンジ色の品種もあります。

アメリカ・イギリスでは「レインボーカリフラワー」というのがあるみたいですよ。

遺伝子組換えなどの操作をしたわけではなく、何十年もかけて伝統的な品種改良を行ってきたみたいで、意外にも白いカリフラワーより栄養満点です(@_@;)