コーヒーなど、冷めてしまってから砂糖を入れてもなかなか溶けずに苦労します。
そのため、お店ではガムシロップを用意しています。
皆さんお分かりのように、砂糖は温度が高いほど溶けやすいです。
実験で100gの水に対し(グラニュー糖で実験)
0度 179g
常温 204g
100度 487g
と違います。っていうか100度だとめっちゃ溶けますね。
「これだけ溶けるんだったら、冷たいコーヒーに砂糖でも大丈夫では?」
と思いますが、これも感覚でお分かりだと思いますが、
温度によって、砂糖の溶ける量だけではなくスピードも違います。
もちろん温度が高ければ高いほど、溶けるのは早いです。
なので、かき混ぜても最終的には砂糖は無くなりますが、時間がかかるのでシロップを使ったりします。
上白糖は吸湿性の高い転化シロップが加えられているので、グラニュー糖より溶けやすいです。
とはいっても、グラニュー糖に比べさらっとした甘味ではないのであまりコーヒーや紅茶には使われません。
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