新型コロナ対策 元気になる料理 Vol.2

新型コロナウイルスパンデミック、こんな時だからそこできることがあります。今回もひき続き、免疫力を高める・元気になる食事についてお話したいと思います。

前回は『捨てる・やめるを意識する』ということをお話ししました。第2回目のテーマは『循環』です。

循環(じゅんかん)と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、つまり“流れを意識する”ということです。

人間の身体は頭のてっぺんから足のつま先まで血液が循環して流れているように、料理を作る時も食事をするときも【流れを意識してください。と言われてもわかりづらいと思いますが、料理の行程がスムーズに進めば、おのずと完成度も高くなります。

そのためにはしっかりとした段取りが大事です。美しく流れるような調理行程を意識してください。最初は意識するだけで大丈夫です。自然を見ると、循環・流れがとても理にかなっていることがわかります。

例えば、川の流れは絶えることなく、そこにある水は同じ水ではありません。水の泡は一方では消え、もう一方ではまたできて長くとどまることはありません。その他、水は海から立ち昇って雲になり、雨となって降り注ぎ、流れとなってふたたび海へ帰り着きます。この循環は誰もとめることはできません。

自然の摂理によって、どんな物事も当てはめることができますが、まずはその前に循環(流れ)の逆、流れが止まっている箇所を探してみてください。

汚い場所、氣が停滞している場所。家の中にもあるはずです。キッチン内であれば掃除をしたり、物を移動して空気の流れを作ってください。そうすることで空気の流れが生まれます。

料理とは別で寝室でも空気の流れがあります。特に角(コーナー)の部分が多いのですが、その角をきれいに掃除したりモノを置かないようにするだけでも効果があります。また、怪しいと思われることも多いですが、部屋の隅に岩塩や塩を盛る(小さいお皿などに入れて)のも効果的です。

*なるべく水分の少ない塩を使ってください。もしくは鍋で乾煎りして水分を飛ばしてください。

これは霊的なものではなく、空気の流れの循環を促すもので、塩を置くだけで不思議と良くなります。塩を変えるのは1~2週間に一度で大丈夫です。一度騙されたと思って試してみてください。

部屋の数か所に、同じように塩を置いてみるとわかりますが、風が停滞している、氣が循環していない場所の塩はすぐに湿気ます。逆に流れが良い場所は乾いたままです。流れが悪い場所に塩を置き、何度も交換していれば少しずつその場も循環していき全体に良い空間になっていきます。

キッチンも同じことが言えます。塩を置くのも良いですが、まずは台所周りをきれいに整えてください。

また流れに関してもう一つ。東洋思想ですが『陰陽五行説という考え方もあります。形あるもの、無いものすべて【木・火・土・金・水】の5つの要素で構成されているというものです。地球はこの五要素の働きで、水の循環が起こっています。

これは体内でも同じです。【木・火・土・金・水】にあてはめると、自然界の役割分担と人の臓器の役割分担は合致するのです。人のあらゆる活動は【五臓】と呼ばれる次の5つの要素に分かれ、

  • 【水】腎(腎臓・膀胱)―(海・川) 水を出し入れする。
  • 【金】肺(肺・大腸)―(雲) 呼気を出し入れする。
  • 【木】肝(肝臓・胆嚢)-(樹木) めぐらせる。解毒。
  • 【土】脾(脾臓・胃)―(大地) 消化、吸収。
  • 【火】心(心臓・小腸)―(太陽) 統括する・熱源

となります。ポイントは水。良い水が巡っていれば汚れることもありません。できるだけ飲む水も料理も良い水を使いましょう。また冬場には身体を循環させるために、足を温めることも忘れないようにしてください。

多くの人は頭の方に熱を帯びやすく、足が冷えていることが多いです。お風呂を想像してもらえれば分かると思いますが、熱い湯が上に来て冷たい水は下にありますこれでは循環できません

頭寒足熱と呼ばれるように、足元を温めることにより自然とその熱は上に来ます。すると体の巡りが良くなるのです。ぜひ足湯や半身浴をするようにしてください。湯たんぽを活用するのも良いでしょう。

身体が冷えると心も冷えて固まります。固まるということは止まるということ。良いことはありません。身体を温め血が流れると心も温かくなります。

 

今回の話は難しく感じるかもしれませんが、簡単にまとめると『料理がしやすいように身の回り整え、水回りを綺麗にしましょう』ということになります。

調理器具や器の配置、食材の場所・切り方・火の通し方・順番なども含め、整理整頓して気持ちよく調理できる環境をつくることで自然と料理も良い流れをもって作ることができます。もっと詳しく言うと、陰陽五行説に基づいた食材の選び方や色なども関係してきますが、これらはまたの機会にお話しします。

精神的な話が多いですが、実際にこれらを意識することで、免疫力を高める・健康になる・元気になるエネルギーの高い料理をつくることができます。