賞味期限と消費期限について

料理をしていると、賞味期限ってどうやって決めているのだろう?と疑問に思う事がよくあります。

日本での賞味期限と消費期限は、JAS法、食品衛生法に基づいて決められています。

『賞味期限』

ご存知の方も多いと思いますが、賞味期限は定められた方法で保存した場合、食品の品質が十分に保たれ“おいしく”食べられる期間です。ですので、期限を過ぎても食べられないわけではなく、あくまで目安の一つと言えます。

表示は、賞味期限が3ヶ月以上であれば、年月だけの表示でも大丈夫とされています。

どのような食品に“賞味期限”が使われるのかと言うと、比較的品質が低下しにくい、カップ麺、やハム・ソーセージ、冷凍食品、お菓子系が対象になります。

『消費期限』

変質や腐敗が起こりやすい食品が対象で、そのほとんどは、5日以内に消費するべき食品に付けられます。

例えば、弁当、お惣菜、生菓子、食肉などです。ただ、賞味期限も消費期限も製造業者の判断で決められています。

海外(イギリス英語)での呼び方

賞味期限は Best before end/ Best before/ Best before date などと書かれます。

そして消費期限は expiry/ Use by date このように記載されます。

ちなみに、あまり海外の賞味期限、消費期限は信用しないでください。普通に異臭がする場合もあるので、自己防衛です。

 

このように、日本はまだ食べられる期限に安心感はありますが、海外に出ると、言葉や文化の違いもあり、クレームを言っても、丁寧な対応は期待しない方が良いと思います。

賞味期限の設定もテキトーなら、対応もテキトーにすまされることもあり、消費者が泣き寝入りするしかなかったり、逆に自己管理をしっかりしろと怒られることもあります。

裁判沙汰に持ち込むのも、労力もいりますし、はっきり言ってきりがありません。ですので、ほとんどが自分の身は自分で守るという気持ちが強くあります。