料理人の原価計算ABC

ある程度、飲食業界に携わっていれば耳にすると思います。もし「知らない」って人は覚えてください。必須です。

「ABCって何か?」っていうと、1980年にアメリカで考案され次第に注目されていった「Activity Based Costing」の略で「ABC」日本語で「活動基準原価計算」です(@_@;)

料理を作るだけなら関係はしないのですが、少し上の立場になったり、マネージメント、経営となるとABCは必要な原価計算です。原価計算といっても料理だけではなく仕事の細分化やメニューのオーダー数など、全般で使える方法です。

これ知らないと出世しないし、自分の店出したい!なんてもってのほかです。

で、具体的に何がわかるかというと、

・料理がどのくらいの割合でオーダーされるのか

・どんな人が注文するか

・材料の準備、確認、仕事の時間やコスト

などなど、そのデータを入力することにより、わかりやすく表示される計算式です。これを見て「最近この料理が出ないから新しく変えよう」などお客さんの動きが把握できるのです。

レストランによってやり方や形式が違うので、いろいろありますが、ABCをもとに経営方針を決めていったりもします。

知らなかった人は、上司に聞いてみましょう。もし「そんなんしてない!」って言ってたら、その店は今よりもっと繁盛可能性はめっちゃありますし、自分で勉強して作ってみたら(結構時間かかって大変だけど)その店のことがわかってきます。

特に飲食に限ったことでもないので、使えるにこしたことはありません。*パソコンでエクセルの練習になります。