和牛の最高級ランクの“AA10”。オーストラリアで一番の牛肉を使ってます。

牛肉の部位は英語でMaster Kobe Wagyu Striploin MS(Marble Score)10+

MS(マーブルスコア)というのが霜降りの度合いで、この”10プラス”っていうのは、今のとこ一番霜降ってるものです。

写真を見てもらえれば分かりますが、ものすごい霜降りです!

↓↓↓反対側(ちょっと脂が入りこんじゃってるけど、、、)

こんな肉を扱っているのは、かなりランクの高い3つ星レストランとかでしか使わないんじゃないんでしょうか。

ちなみにオーストラリアで育っていますが、和牛です。「F1和牛」と言いまして、和牛×和牛の間にできた純血和牛のことを「F1和牛」と言います。

和牛と言っても和牛×オーストラリア牛という組み合わせで、和牛って言って売っているのもありますが、やはり値段も霜降り具合も違います。

海外でも「Sushi」と同じく、「Wagyu」としてそのままの名前で浸透しているくらい和牛は有名でもあります。やっぱ日本すごいですね。

写真の和牛の1ブロックの塊は約6kg。脂の部分を1~1.5kg取り除きました。1kg$80で仕入れたので、(色々な業者比較してるので結構安い値で仕入れていると思います。)

歩留まり75%-80%として、だいたい1kg$100前後ですかね。原価が。

200gステーキで食べたりしたら、レストランで$100近く取れますよ。一皿約1万円のステーキってどうですか?

この部分はステーキの他にも、和食でいったら“しゃぶしゃぶ”や“すき焼き”もいいですね。和牛刺身、寿司なんかも美味しいかもしれません。

やっぱ、料理人やってて、うれしいのがこのような超高級食材をどんな金持ちよりも先に、作って食べる(味見)できるところですね。

そこが料理人の醍醐味でもあります。高級店で働いていたら、給料安くても、こんな食材に触れる機会が多いので、とても勉強になります。そのような経験が後々、あなたの料理人としてのレベルを上げてくれます。

 

最後に、高級食材を使っても、料理人に技術や知識が無ければ、どんな高い食材でもお客さんからお金はとれません。猫に小判、豚に真珠です。

今、料理人見習いの方はそうならないように、立派な一流の料理人になってくださいね。