今回は、ただの興味でやってみました。
フェンネル(ウイキョウ)を米のとぎ汁でボイルすると味はどのように変わるのか?
フェンネルは、セロリのような味がして若干クセのある野菜です。
普通にお湯でボイルするのとどう違うのか?
で、結果は、”まずい・おいしくない”
フェンネル特有のセロリのようなにおいがさっぱり消えて、ほとんど味の食感だけになります。
という訳の分からない実験をしたあとで、
米のとぎ汁について復習しました(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
米のとぎ汁、米ぬかについて
米糠は、玄米を精白したあとの外皮や胚芽で、タンパク質や脂質を分解する様々な酵素や、渋みや臭気を吸着するコロイド物質を含んでいて、
魚の干物(ニシンや棒だらなど)を濃い米糠の汁でもどすと渋みなどの不要な成分が吸い取られ、真水に付けたときより成分の拡散を防いでくれるのでうまみが溶け出すのも抑えられ味よく仕上がります。
にしんや棒だらは戻した後、さらに米のとぎ汁で茹でます。その後流水にさらし、糠臭さを除きます。
筍は、アクが強いため(獲りたては別にして)下処理の段階でお湯に米糠(こめぬか)を入れて長時間煮ます。
筍のほか、あくの強い山菜類にも使います。
そのほか、
大根や小芋の下ゆでには、白く仕上げるため米のとぎ汁でゆがきます。そうするときれいな透明感のある色に茹で上がりますね。
以上。
つまり米のとぎ汁で湯がくことにより、フェンネル特有の風味のようなものが吸い取られてしまったんですね^^