ステーキの焼き加減は何種類あるの?

オーストラリアに住んでいると、やっぱりみんな”お肉”好きだなーと思うことがよくあります。大概の店でステーキあります。その中でも、肉文化の国の人たちは、ステーキの焼き方にもこだわりがあります。

日本では聞かないですが、焼き加減は10種類あります。(゜レ゜)普通日本は、レア・ミディアム・ウェルダンの3種類。

さらにミディアムレア・ミディアムウェルダンで5種類くらいです。

では10種類とは?

  • row(ロー)  完全に生の状態です。
  • blue(ブルー)  限りなく生に近く、片面または両面を数秒程度焼いた状態。
  • blue rare(ブルーレア)  ブルーとレアの中間、片面または両面を数十秒程度焼いた状態。
  • rare(レア)  表面のみを焼いているが、中は冷たくなく余熱などで火を通している。
  • medium rare(ミディアム・レア) レアとミディアムの中間
  • medium(ミディアム) 切るとほぼ全体に色が変わっているが肉汁は生に近い状態
  • medium well(ミディアムウェル) ミディアムとウェルの中間
  • well(ウェル)  よく焼いた状態
  • well done(ウェルダン)  ウェルよりもよく焼いた状態
  • very well done(ヴェリー・ウェルダン)完全に中まで焼いた状態で、ナイフで肉を切っても肉汁が出ない

わかりやすいように6種類ですが焼き具合の写真をのせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出典:latravelinfo.blog92.fc2.com

一番下の”ベリーウェルダン” その名の通り赤みは全くなく焼いたものです。これをオーダーされたら、お肉がかわいそう、、って悲しくなります。妊娠してる人ならまだわかりますが、好きでとか、少しでも赤みがあると食中毒が、、とかなら食べるなよ!って言いたくなります。他にもおいしい食べ方あるのにね、、、

ただ、完全に火を通した状態でも、うまく温度管理をしていて“ベリーウェルダン”であれば、美味しくいただけます。

呼び名がおもしろいのが”ブルー”。海外で接客しているとたまにいます。

客「Can I get a Wagyu beef Steak?」

私「Sure! How would you like your steak?」

客「Um,, Blue please.」

私「・・・?Sorry??」

って感じのやり取りで、最初聞いた時は”???”でした。「肉って青かったっけ??」

そしたら、教えてくれました。「レアのもっと生に近いやつで表面炙っただけみたいな感じ、、」だって。はじめはベリーウェルダンのことかなーと思ってましたが、その”ま逆”でレアよりもっと生に近い焼き具合なんです。

へーーーーー、、、、ある意味チャレンジャーだな、とも思いました(ほぼナマですからね、、)が、さらに突っ込んで

”だったら「牛のたたき」オーダーすればいいじゃん”(*日本食レストランなので牛タタキってメニューもあります)とか思いました。まぁ、でも中が真っ赤なのに”ブルー”っておもしろいですね。語源はフランス語らしいです。意味はそのまま「青い」って訳なんですけどね、、、

あともう一つ、注目する点は「ウェルダン」と「ウェル」が分かれているところです。まぁ「ウェルダン」の方が”よりしっかり”火を通したって意味ですね。

ちなみに調理する方は、この焼き具合の差をうまくできるようになるには、かなり経験がいると思います。海外でレストランで働きたい方は覚えておきましょう(^O^)/

 

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