食品添加物シリーズ3
乳化剤とは?
水と油などを混じりやすくするためのもので合成のものが9品目あります。
またチーズには合成のものを含め23品目あり、その乳化剤の内19品目は「リン酸三カリウムやリン酸二水素ナトリウムなどのリン酸塩です。
このリン酸塩は多量に摂取すると、血液中のカルシウム量が低下し、骨を弱くします。つまり、チーズにはカルシウムがたくさん入っていますが、その部分の効果が薄れてしまいます。
毒性の強いものはありませんが、一部のリン酸塩は、動物実験により腎臓の石灰化を起こすことがあります。
ただ、それらのどれが使われても「リン酸塩」としか表示されないため、乳化剤を使って加工された(プロセス)チーズよりも、ナチュラルチーズを買った方が味の点でも良いと言えます(*ナチュラルチーズは時間が経つにつれ味わいも変わってきます)。
なぜ加工したチーズに乳化剤が必要なのか?
プロセス(加工した)チーズは、数種類のナチュラルチーズを加熱し溶かして、加工したものなのです。
加熱により乳酸菌は死滅することで酵素が変性し、チーズの熟成が止まることで、長期間の保存ができるようになり味が均一になりますが、混ぜ合わせる際に成分が分離しないように乳化剤を使うのです。