お箸の基本的な使い方やマナーについて書こうと思ったのですが、すでにかなり説明がしっかりされた完成度の高いサイトがたくさんあるので、あまり載っていないお箸の知識を書いていこうと思います。

・お箸の数え方       具(ぐ)、膳、揃い(そろい)

 

・お箸の袋のたたみ方(箸置きを作る方法)

 

・「祝い箸」はなぜ両細なのか?

お正月に使う祝い箸は両方の端が細くなっています。また、柳箸とも言われています。

なぜでしょう?

祝い箸は両端が細く、まん中あたりが太くなっている丸箸で、「両口箸」とも言われます。これは、一方の端は神様が使い、もう一方を人が使う“神人共食”を意味しています。

また、中ほどが太くなっているのは、太箸(たいばし)、俵箸またはハラミ箸といって、五穀豊穣と子孫繁栄を表しています。

柳箸ともいわれるのは、箸の材料に柳の木を使うからです。(そのままですね)

お祝い用なので、折れたりするのを嫌う風習から、丈夫で折れにくい柳が使われています。

 

・器と箸を一緒に持つとき

(1)左手に器を持ち、右手で箸を取り上げる

(2)左手の中指と薬指の間に箸をはさみ、右手で持ちかえる