簡単にできる、蝶々のあしらいの作り方です。
人参やラディッシュなどを使って、お造りのあしらいなどで使うと、喜びます。特に子供には受けがいいです。
ちょっと練習すればすぐにできるようになるので、ポイントやコツを教えます。包丁はできれば、個人的には薄刃包丁がいいですが、他の包丁でもできます。
まず、人参を丸くむきます。輪切りに丸い形になるように、右側から1mmの部分に真っ直ぐ包丁を入れます。
この時に全部切り落とさず、8~9割まで包丁を入れて、もどし、再度、1mm左に包丁をずらし、先ほど包丁で入れた部分と平行になるように(1mm感覚を保って)切り落とします。
するとこんな感じになります。わかるでしょうか?
おそらく、一番難しいのは、この部分で、蝶々の羽の部分を左右均等の厚さにしないとバランスが悪くなります。そして、中は、かなりギリギリの8~9割の奥まで包丁を入れないと、羽がきれいに開きません。そして半月になるように、半分に切ります。
次に蝶々の目の部分を作ります。写真のように松葉を作るよう切り込みを入れます。この時もできるだけ幅を小さく1mm以下で切り込みを入れることができれば、その後が簡単に美しく見えます。
松葉のように2か所に切り込みを入れるのですが、その2か所の間に真ん中だけにちょこっと切り込みを入れると曲げたときに立体感が出て、きれいに見えます。(上の写真左上の蝶々のようになる)
最後に羽を広げながら、切り込みを入れた部分を間にはさめば出来上がりです。水に入れると、羽や目の部分が広がり、形が整います。
出来上がりはこちら。(最初に作った失敗作(+o+))
半月のままだと、真ん中のような形の羽ですが、このように、少し切り込みを入れると、かわいくなります。
(蝶々というより、鶴みたいな羽ですが、、、)
ちなみに羽に空いている丸い穴は、あれだけ小さなくり抜きが無かったので、ボールペンの頭を外して使いました。(衛生的には良いとは言えませんが、、、)
以上、こんな感じです。多少調理経験のある方なら、すぐにできるようになります。
若干手間はかかりますが、それでも簡単に美しく、評判の良いあしらいですので、取り入れても面白いかもしれません。
やり方は似ていますが、手順や飾り切りが少し違います。
動画でわかりやすく見たい方はこちら↓