アステルパーム・L―フェニルアラニン化合物

合成甘味料であるアステルパーム・L―フェニルアラニン化合物(以下アステルパーム)は、国際的に安全性を議論されているもので、アミノ酸のL―フェニルアラニンとアスパラギン酸、そして劇物のメチルアルコールを結合させたものです。

アメリカでは、アステルパームを摂取した人たちから、

  • 頭痛
  • めまい
  • 不眠
  • 視力・味覚障害

などを起こしたという苦情が寄せられました。これは、体内で分解して劇物のメチルアルコールができたためと考えられています。さらに脳腫瘍を起こす可能性があることが指摘されています。

動物実験で白血病やリンパ腫が発生することが認められ、人間が食品から摂っている量に近い量でも異常が起こると言われている危険な添加物と言えます。

含まれている食品

  • チョコレート
  • グミ
  • ガム
  • コーヒー

などに含まれていることがあるので注意してください。微糖なのに甘いのは、砂糖を減らして、合成甘味料を使っているためです。

例えば、「糖類が入っていないのに甘くておいしい」というような表示がされている場合、糖類の代わりに、合成甘味料のアステルパームが使われていたりします。アステルパームは砂糖の180~220倍の甘味があります。

その他の合成甘味料

スクラロース

これは砂糖の約600倍の甘味を持ち、有機塩素化合物の一種で、猛毒のダイオキシンや使用禁止になった農薬DDTやBHCも、有機塩素化合物の一種です。それぞれ毒性は違いますが、身体に良いものではない事はわかると思います。

スクラロースは、5%を含むえさをマウスに与えた実験で、脾臓と胸腺のリンパ組織に委縮が見られました。

さらに、妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを与えたところ、一部に死亡例や流産が認められました。その他、動物実験で免疫力を低下させる可能性などが示されており、脳にまで入り込むことが分かっています。

アセスルファムK

合成甘味料です。砂糖の約200倍の甘味があります。

犬にアセスルファムKを0.3%及び3%含む餌を2年間食べさせた実験では、0.3%群でリンパ球の減少、3%群でGPT(肝臓障害の指標にされるもの)の増加とリンパ球の減少が認められました。

また、妊娠したマウスを使った実験では、胎児に移行することが分かっています。

最後に、、、

これら合成甘味料は、砂糖と違い体内で代謝されないため、分解されることなく腸から吸収され、体中をめぐり腎臓から排泄されますので、エネルギーにはなりません。

ゼロカロリーですが、この甘味料が異物となり全身をめぐり肝臓や腎臓などにダメージが出るのではないかと心配されています。