グルテンフリーの冷菜
まずは、食事の最初の前菜からいきましょう。家庭では、まとめてテーブルに出すと思うので、「お惣菜(そうざい)」的な役割ですかね。これは、冷たい料理が多いので、冷蔵庫で2~3日は保存がききます。まとめて作っておいても良いでしょう。
和食はほとんどに醤油を使うので、醤油を使わなければレパートリーがかなり限られます。しかし「グルテンフリー醤油」というものが売っています。
もし、グルテンに関するアレルギーを持っていなくて、グルテンフリーの食事療法に近いものを試したいという方は「たまり醤油」でしたら、基本的にほとんど小麦を使わない醤油ですので、それでもいいかもしれません。その他、近いものでは「小麦無し(Wheat free)醤油」というのもあります。
ここでは、醤油を使わない料理・グルテンフリー醤油を使ってできる料理と2つのカテゴリーに分けてあります。
あと、もう一つお願いしたいことがあります。
「酢」に関してですが、「酢」にも色々種類がありますが、主に「米酢」を使ってください。「穀物酢」では小麦が原料に使われているため、使わない方が良いでしょう。
その他の「果実酢」も小麦は含まれていないのはほとんどですが、和食と組み合わせるのは、若干上級者向けになるので、
・料理に自信がある人、
・今日はちょっとアレンジしていつもと違う味を、、、
って考えている人だけ使ってください。作り方に関しては、すべてを載せると膨大な量になってしまうので、料理名や要点だけを載せていこうと思います。
醤油を使わない
サラダ系(生野菜・牛しゃぶサラダ・豚しゃぶサラダ・蒸し鶏など)
*ドレッシングの材料はシンプルに
- サラダ油
- 米酢(ここで果実酢を使うとフルーティになります)
- 玉ねぎ(細かくみじん切り又はミキサーにかける)
- 塩
- こしょう
- {粉}辛子(←グルテンを含む食材が入っていないか確認)
- その他、梅肉やゴマなどを入れてアレンジしてもおいしいです。
おろし和え・しらすおろし
大根おろし、米酢、塩などで味付けし、キノコ類や、小魚(じゃこ)などと和えます。
南瓜(かぼちゃ)和え
マッシュにしたかぼちゃと野菜・エビなどで和える。塩コショウで味付け。
枝豆
塩茹でや、塩を振りかけてシンプルに。
ずんだ和え
枝豆や、空豆をつぶして緑色のペーストにして、そのままでもいいですし、お餅と一緒にたべて、”ずんだ餅”にして食べてもいいですね。
砂糖・塩で味付け。
とろろ汁
山芋、長芋をおろして、出し汁と合わせます。
自家製塩辛(ちょっと上級)
新鮮なイカ(内臓付き)を買ってきて、自分でさばいて、内臓を塩漬けして、、、
と手間はかかりますが、酒のつまみに最高です^^
蒸し(茹で)カニ・エビ
天然の塩味や素材のうまみがあるので、そのままでもおいしいです。
青菜の白和え
豆腐を裏ごしたもので和える
胡麻和え
ゴマペースト・ゴマそのままと和える、
*ペーストの状態で買って使う場合は原材料を要チェック!
からし漬け
少しの辛子(マスタード)、塩で食材を和えて、ピリッとした漬物。
菜の花昆布ジメ
昆布と昆布についた天然の塩で、絶妙な塩加減のおいしいこぶ締めができます。
昆布ではさんで置いておく時間はお好みで、、、(3時間~2日以上)
グルテンフリー醤油を使う
>冷ややっこ
>お浸し、、、
グルテンフリーの醤油を使えれば、ほとんどの惣菜的な料理はできてしまうので、あまり書きませんでした。
上記の醤油を入れない冷菜たちも、ちょっとだけ、グルテンフリー醤油を加えるだけで、味に深みが出てきて、とってもおいしくなります。
あと、酢の物に関しては米酢を使い、ベースの2杯酢、3杯酢、土佐酢などを作っておけば、食材にかけるだけでも、おいしくいただけます。