料理人として職業を選んだら、まず何をするか?
とはいっても、料理人にもいろいろありますが、とりあえず、料理人という、大きなひとくくりで考えて話してみようと思います。
さて、まず必要なのは”覚悟、気合、気持ち、マインド”です。どの仕事でもそうですが、料理人は修業の時代が長いです。それなりに、安い給料で最低3年から5年は下積みをするつもりで取り組みましょう。
次に道具。
はっきり言って、最初は必要ありません。包丁もあなたの進む専門分野のものを一式、持っていれば問題ないですが、もし何も知らなければ、働いてから買った方が良いです。
なぜかというと、包丁もちょっとした器具も店の方針があったり、調理場の大きさ、まな板の大きさやなど、店によって違います。
最初は包丁に関しては、専門店で、安いもので、あまり大きすぎない包丁を購入しておけばいいでしょう。
その後は働いてみて、ここで頑張ろうと思った時に、先輩に聞いて、どこの包丁を使っているか?ここの調理場にはどの長さやどんな種類の包丁が適しているかを教えてもらうのがいいです。
どちらにせよ、店には大概、個人とは別にお店の包丁がありますし、下っ端のころは、そんなに包丁使う機会もありません。ですから、焦らなくてもよいです。
ユニフォームや靴なども、店によってスタイルがありますので、そのお店に採用されてから用意するものを尋ねればいいと思います。
とはいっても、その前にいろいろ勉強も兼ね、包丁の練習や料理を家ですることがあるかもしれません。
ただ最初は何でもそうですが、包丁の練習ということで、安いものを一式買っておいて、好きに使えばよいです。どっちみち研いでく過程で、始めは包丁はがたがたに崩れます。
和包丁以外なら、無難におすすめなのがグローバルです。
これは、私個人としては持ってませんが、何回か使ったことはありますし、使いやすいので、お店で使う、誰でも使っていい包丁として、何種類か購入してます。砥石なら刃の黒幕シリーズの中砥が使いやすいです。