タール色素は危険性が高いことをご存じの方は多いと思います。麩やかまぼこなどに使われ、彩りをよくするために使われます。現在使用が認められているものは、

  • 赤色2号
  • 赤色3号
  • 赤色40号
  • 赤色102号
  • 赤色104号
  • 赤色105号
  • 赤色106号
  • 黄色4号
  • 黄色5号
  • 青色1号
  • 青色2号
  • 緑色3号

アメリカでは赤色2号は使用禁止になっていて、その理由は、動物実験で発がん性が認められたためです。それなのに、なぜ日本の厚生労働省はそれを認めているのかが不思議です。

赤色2号には、アゾ結合という独特の化学構造があるのですが、赤色40号、赤色102号、黄色4号、黄色5合もアゾ結合を持っており、化学構造も似ています。つまり、これらも発がん性の可能性があります。

黄色4号については、人にじんま疹を起こすことが知られています。赤色3号は、ラットの実験で、甲状腺の腫瘍の増加が認められ、青色1号は、ラットへの注射実験でガンが発生しました。

また、これら以外のいずれも科学構造や動物実験から発がん性の疑いがあります。添加物に色という文字が入っているものは、避けましょう。