私は極端です。
だからよく「変」とも「変態」とも言われることがあります。まったく気にしません。
私の理論の一つに、「常に人と違うことをする」という信念に近いものがあります。
理由は簡単です。「誰よりも成功したいから」なんて言いながら、まだまだ全然成功していないと思いネガティブになることもあります。だから私自身の”成功”への道のりは長いと感じています。
「常に人と違うことをする」
というのは、アマノジャクでもあるのですが、「周りの人と同じことをしていたら、想像できる(周りと同じ)結果しか手に入らないから」だから、あえて知らないこと、知らない世界に挑戦します。
もちろん、それが成功につながるかどうかなんてわかりません。全く成功とは真逆の方向に進む可能性だってあります。そんなことも気にしません。気にする前にとりあえず行動します。
だからよく「変」と言われます。でも心底、私は周りの「変」という人の方が、「変」と思っているので、お互い様です(笑)
さて、本題に入りまして、人生最大ともいえる断捨離をします。
究極の断捨離
おそらくここまでの断捨離は20年ぶりです。それは何かというと、今まで生きてきた私の人生の大半を断捨離することです。
「決断」とも言い替えられますが、私にとって人生最大最初の断捨離は「料理人になる」と決めた時でした。
その時に何を断ったのかというと「料理以外の全て」です。
料理人になるためのステップで必要のない物事全てを断ちました。
具体的に言えば、高校を卒業して料理の専門学校に入ったのですが、地元(名古屋)から離れ、大阪に一人で住む。しかも住み込みで働きながら学校に行くという選択。
さらに当時もっとも厳しいと言われる職場に敢えて頼み込みました。
断捨離したのは、自分の今までのほぼ全てです。
親にも会いません。友達と遊ぶこともしません。彼女も作りません(そもそも作れません)、休みも取りません。そもそも、料理以外のことをする時間がありません。(睡眠時間以外)
こんな環境を自ら選び、周りの人達は、学校終わりにカラオケ行ったり、お茶したり、デートしたり、正直羨ましかったです。でも、決めていたので、一切しませんでした。
そう、極端なんです。そのような生活を2年間続けました。と思ったら学校卒業後すぐに働き、休む間もなく20年が過ぎました。
気付けば、小さいながらまあまあいいポジションを確立していました。もう家族を養う、ずっと食べていくには申し分ないくらい、知識もスキルも経験も人脈も実績もあります。
、、、というこれまで培った私の全てを、、、断捨離します。
理由は明確。
食医になるため。
人生をかけて進んだ料理の道を断捨離して新しい道へ進みます。
もちろん、断捨離すると言っても、これまでやってきたことを全て捨てることはできるはずはないです。何かしら関係してくると思うのですが、少なくとも今後、飲食業界に人生を注ぐことはないでしょう。
次はどちらかというと、医療・健康関連の分野です。
ただ、ここまで覚悟を決めて、断捨離すると決めることができたのも、自分で言うのもなんですが、私がこれまで色々挑戦してきたからです。料理以外にもたくさんしました。でもそのほぼ全てが中途半端です。
ただ、今回の食医だけは中途半端で終わらせたくない。私が料理の世界に足を踏み入れた時の気持ちにかなり近いです。
現時点で世界中の誰一人、応援してくれなくても、絶対に貫き通す覚悟です。
本当は「誰かのために」とか「人に役に立ちたい」とかカッコいいことを言えればいいのですが、今はそんな余裕はありません。
料理である程度経験値を積んで、生きていくことができるようになった時、ようやく「自分以外の誰かのために料理を作ることができるようになった」と感じたことがありますが、それまではただひたすら必死です。
自分のことしか考えていませんでした。
これから私が進む道も、しばらくは自分自身に集中することでしょう。
ある程度のレベルに到達するまでは「誰かを助ける」「幸せにする」「健康にする」など軽々しく口には出しません。
そんな覚悟でこれからやっていきます。(ただ、ブログには正直な気持ちも、たまには書くかもしれません)
そして食医になるのが、最後のゴールではありません。まだその後のステップがありますが、まずは今やるべき事をやる。
人生2度目の最大の断捨離。始めていきます。