前回の記事http://worldchefsbible.com/?p=1579

国によって計量スプーン・カップの大きさに差があることを伝えました。

計量スプーンは“ほぼ”全世界共通なので良いとして、カップの方は国によって差がありすぎるので、レシピ本によっては

  • どの国の本なのか?
  • どの国の人が書いたレシピなのか?

によって、1カップの大きさがかなり変わってくる可能性がありますので気を付けましょう。

もしご自分でレシピを作る場合、1カップという表記は適さない気がします。日本だけで日本人対象に使うなら良いですが、、、。

もし他の国、たとえばアメリカ人が、日本語を勉強していて、和食が好きで、クックパットを見た時にレシピに“1カップ”と書いてあったら、そのアメリカ人は1カップ200ccで作らず、アメリカの1カップの常識サイズ240ccで調味料を合わす危険があると思うのです。

私個人的には、料理の世界で、計量の大きさを完全に統一してくれないかなーとか思いますが、まだまだ先になりそうですね、、、

いったら、ccとかml(この2つは同じですが)だけじゃなくOZ(オンス)、LB=pound(パウンド、ポンド)、(1LB=16OZ=454g)、パインド、クォート、ガロン、とか、世界で見ると計量の単位って色々な表記があるので、ややこしいです。

ということで、家庭料理ならいいですが、レストランのレシピでは1カップ表記はできるだけやめて、グラムやccで表記した方がわかりやすいと思います。

特に海外いる人や、これから行きたいと思っている人は気を付けてください(^○^)

参考記事

★小さじ大さじの調味料の重さ(改訂版)

☆世界の計量スプーン・カップの違い ~小さじ、大さじ、1カップ~