日本の食材と放射性物質の注意点

日本の良い所の一つに「食材」があります。

海外に行ったことがない人や、住んだことがない人もうすうす感じているかもしれませんが、日本ほど豊富に食材がある国は他にはありません。

もちろん、日本国外でしか育たない、日本より適した環境や土地で作られる食材もたくさんありますが、いろいろ総合してみても、日本がナンバー1だと思います。

その理由の一つに「本」の普及があります。

日本はサービス大国と言われるように、色々な役に立つ情報が無限にあります。その中に、食材の本もたくさんあり、日本の各都道府県別の旬の食材などがすぐにわかります。

大きな世界の中の小さな島国だからこそできる芸当だと思います。

海外に出るとわかりますが、外国の食材や料理の本はものすごく少ないです。もちろんその国の地域別、季節別食材の本などほぼありません。

日本は食材の輸入もたくさんしていますが、やはり「地産地消」と呼ばれるように、自分の住んでいる土地で育ったものを食べるのが一番おいしいと思います。

最近は放射能などで、安全かどうか不確かな食材もあるみたいですが、野菜の放射性物質の付き方は、ダイオキシンなど化学物質や農薬と似ているため、安全のための食品分類されます。

簡単に説明すると、葉菜類野菜(ほうれん草など)は他の野菜に比べ、高い濃度の放射性物質が付きやすいと言われ、

丸く玉になる結球性の葉野菜は、外側の硬い葉を2~3枚外して出荷するので、付着物はほとんど取り除かれます。

根菜類(大根やにんじん)は地面の下にあるため、粉じんは付きにくいと言われています。

市場、スーパーに売っている野菜は検査済みのため、安全でしょう。

ちなみに調理する際の熱によって、放射性物質が低減することはないですが、野菜を洗う、煮る(煮汁は捨てる)、皮や外葉をむくことにより、放射性物質を低減させることができると言われています。