日本料理人が分子栄養学を学んで【食医】になるまで

『未来の料理人育成・無形文化財の和食』料理長が”食事で人を治す食医”になるまでの奮闘記!

月別: 2015年5月

飽きるプログラム 脳の馴化(じゅんか)

毎日同じことの繰り返しだと、飽きることは誰だってあります。 料理を作るのも同じく、ずっと同じ料理ばかりしていると、 他の店の料理や調理法などが気になって、自分がやっている仕事に慣れ過ぎて、 退屈に思うこともあるでしょう。 今日はそんな、“飽きる”についてお話します。

さごしの生寿司 作り方とレシピ

さごし(青箭魚)とは鰆(さわら)の幼魚のことです。 出世魚で、大きくなるにつれ名前が変わります。 サゴシ(40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ(60cm以上) 今回のレシピは、 しめ鯖など、青魚であれば応用がききます。

絶対味覚は“絶対に”存在しない説2

昔、興味深い実験をしたことがあるので、報告したいと思います。 これを読むと私の昔の性格の悪さがばれてしまうのですが、 当時は、料理をしながらいつも疑問を抱いていたので、 こんな実験もしてしまったのです。 では、それはどんな実験かと言うと、 「人体味覚判断実験」 です。

歯は人生を左右する(前半)虫歯と歯周病の違いと基本知識

味の専門家でもある料理人にとっては、 命でもある大事な器官の一つでもある 口、歯、味覚についても良く知っておく必要があると思います。 料理人ではなくても、食事は誰しも必ず摂ります。 その際にどれだけ自分の口、歯、味覚を日ごろから大切にしているかによって、 日々の生活が変わってくると言っても過言ではありません。