料理をするうえで、魚の骨の構造を知っておくことは色々と役に立つはずです。普段使っている、食べられる魚のレントゲンはあるのか!?
写真を撮りまくったので、公開します。ちょっと見にくいかもしれませんが、レントゲンから魚の構造を知ることで、今後、三枚おろしにしたり、骨切りや骨抜きなど、有効活用できるかもしれません。
魚自体は違っていても、種類は同じで骨格が類似している魚も多数あると思います。特に料理人の方は参考にしてください。
あの龍吟の山本征治さんも、鱧のレントゲン写真を撮って、骨の角度を見ることで、斜め何度から包丁を入れて骨切りをすればいいのかについて研究されていました。
今回見た魚たちのレントゲン魚拓は、純粋に美しいと思うものでしたが、料理人視点で見ることで新たな発見が見つかります。
例えば、鯛のような魚であれば、姿焼きにする際、糸を使って形を固定するときに、どこのヒレの何番目に引っ掛けると一番理にかなっているとか、
脊髄の数や間隔を見て、どの部分に包丁を入れれば、切れやすいか、骨の大小による、調理方法の仕方で、例えば小さい骨の場合、骨ごと食べることができるかもしれないし、煮つけにする際も、どの部分が一番うまみを感じるかの研究として、骨の部分から分析することもできます。
その他、骨の数などから、骨切りしたほうが良いのか、どの角度から骨を抜けばよいのかなど、魚それぞれのレントゲン写真を見ることで、気付く部分はあると思います。そのような視点で見ていくと、面白いです。
ちなみにこれらは、アメリカで撮影されたのがシドニーまで運ばれ展示されていたものです。(*謎の魚もいくつかあるのでその場合は説明は省きます)
では順番に説明していきます。
- エイの一種
- ウツボ(細いウナギみたい)
- 太刀魚とか鱧系に近い
- シーラカンス(*鱸(すずき)に近いのかな)
- カサゴとかの一種
- ピラニアの仲間です
- 金目鯛・キンキとかに近いかも!?
- タツノオトシゴ
サメ系
ハリセンボン・フグ系
ウマヅラハギ(的鯛(まとうだい)?)
鯒(こち)
ニジマス
その他、、、
もしこのレントゲンを撮影したのが料理人なら、もっと他の料理に使える魚や、縦や横など様々な角度からレントゲンを撮ると思います。でもこれだけでも、とても興味深く、色々な発見がありました。
動画も撮ったのでよかったら見てください。