日本料理人が分子栄養学を学んで【食医】になるまで

『未来の料理人育成・無形文化財の和食』料理長が”食事で人を治す食医”になるまでの奮闘記!

「ナゾなぜシリーズ」の記事一覧

どっちの調理法 第2回『野菜の茹で方 青菜・筍』

野菜は生で食べられるのであれば栄養価も高く、新鮮な食感も楽しめます。 驚くことに、海外では○○○を生のまま盛り付け提供している店があること。 ある時、オーストラリアの有名なカフェに行き、サラダを注文したら、なんと○○が生で出てきました(写真有)

天然塩と精製塩の違いと見分け方 ~おすすめの塩~

塩は、食材の下味にも、野菜を色よく茹でる時も、調理時の味付けにも、ぬか漬けにも、ゆで卵を作る時も、おにぎりを握る時も、 はたまた、葬式の帰りに渡されたり、悪霊駆除に使われたり、 飲食店の入り口に置いてあったり、部屋の隅に置いたり、鼻うがいに使ったり、なめくじにかけたり(笑) などなど、塩の使い道は、料理にとどまらず様々な場面で使われます。

もったいないお化けが大好き日本人 ~ゴボウや和紙などの食物繊維~

日本人は世界にも珍しく無駄が好きな人種と言えます。無駄と言うと語弊がありそうですが、その“無駄”こそが日本人のすごさを物語る特徴の一つなのです。 例えば牛蒡(ゴボウ)が良い例です。ゴボウは日本人だけが食べる根菜です。第二 […]

食材を浸す・漬ける 調理の基礎知識

野菜に場合に特に多い調理過程で「水に浸す」という作業があります。「浸す(ひたす)」は、液体を含ませる事で、「漬ける(つける)」は液体に一定時間、入れておく事です。 張りを持たせるために浸す 刺身に添える、大根のけん(つま […]

意外にわかっていない食材・素材の洗い方 ~料理の基本のキホン~

意外に見落としがちで、プロの一流料理人でもちゃんと説明できる人が少ない、料理の基本でもある“洗い”についてです。とても基礎的な部分で、当たり前のことでもあるのですが、結構知らない方も多いのが事実です。 食材の洗い方 食品 […]

熟成肉(ドライエイジング)のポイントと注意点

熟成という言葉は、実はこれと言った細かい定義がありません。 どうなれば熟成なのか判断の基準が難しいのだと思います。 熟成肉、ドライエイジングという呼び方はだいぶ普及していますが、 もともと、チーズや納豆なども熟成です。 フルーツも熟す、熟れると呼びますし、、、

ウスターソースの語源と意味は何?

日本語(料理・調味料)を深く調べていくと、 英語(他言語)との関係が面白いことに気付きます。 日本料理は、 日本国内だけで作られた料理というのは、案外少なく、 そのほとんどが、外国の食材や調理法をまねて、日本独自のやり方に変化させて作った料理が多いです。 例えば『天ぷら』という名前は、、、

当たり鉢の当たり方(すり鉢の擦り方) 使い方テクニック編

すり鉢を使うとき、どの方向に向かってすり棒を動かすのかをプロ目線でマニアックに説明します。 すり鉢は、ラーメン屋でお椀にも使われたりしますね。 ちなみに当たり鉢とは、すり鉢のことです。 なぜ“当たり”なのかというと、、、

健康になる油(脂質)の摂り方 ~オメガ3とオメガ6~

“油”と聞くと、イメージとしては“身体に悪いもの”と思いがちですが、油にもさまざまな特徴があります。ちなみに、ここでいう『油=脂質』という意味としても捉えていただければと思います。油に限らず、食べ物でも特定のものだけを過 […]

味噌の雑学 ~調理と味の疑問・語源と歴史~

日本の基本調味料 『さしすせそ』の“そ”である味噌について 調理をするうえで、多くの人がちょっとだけ疑問に思っている 味噌の疑問についてお答えします。 知らなくても生きてはいけますが、 知っていると、原理原則がわかり、特に料理をよくする人は、応用も効くようになっていくでしょう。