本当に小麦は良くないのか?について、久しぶりにグルテンフリーに関する記事を書きたいと思います。
小麦粉のデメリット
小麦のマイナス作用に
- 血糖値が急激に上がる=脂肪として蓄積
- 血液が汚れドロドロになる
- 腸が汚れる=冷え、便秘の原因
- アトピーやアレルギー
などがあります。これは一般的によく売られている、精製された白い小麦で作られた小麦粉を使った料理などで起こる症状です。主に、小麦を精製したあとの胚乳だけで作られています。
それとは別に、小麦を丸ごと粉にした『全粒粉』と呼ばれるものがあります。ふすま、胚芽、胚乳が全部入っている小麦粉です。(*簡単に言うと、白米と玄米の違いのようなものです)
全粒粉のメリット
そして、この3つを含んだ全粒粉は、
- 老廃物、有害物質を排出=食物繊維が便秘を解消する
- 鉄分が小麦の5倍=貧血予防
- ビタミンB1が小麦粉の3倍=糖質を分解しエネルギーになる
- ビタミンB6が小麦粉の5倍=脂質の代謝(痩せやすい体質)
- ビタミンEが小麦粉の4倍=美肌効果、血行促進
- 亜鉛が小麦粉の3倍=脱毛、肌荒れ防止
- カリウムが小麦粉の3倍=血圧を下げる、塩分を排出
と、プラスの効果が期待できます。
結論を言うと「小麦粉は良くない」のではなくて「バランスを欠いた食事をすることが良くない」というのが正しいです。
本当は小麦は身体に良い!?
人によっては、夏にとる小麦は体によい場合があります。「えっ?」っと思いましたか?
グルテンフリーが流行っていますし、小麦は身体に悪いという風潮が蔓延していますが、どのような情報も、流行に流されず、しっかりと調べたうえで、グルテンフリーダイエットなりをする必要があります。
小麦アレルギーやセリアック病などであれば別ですが、グルテンは確かに、グルテン成分が腸内のバリア機能を弱らせてしまい血中に容易に有害物質を送り込ませ、体内の健康サイクルを悪くします。ですので、グルテンについては注意が必要です。グルテンはさけたほうがいいのは正しいのですが、しかし夏だからこそとったほうがいいものがあります。
もちろんその人の体質にもよりますが、それは身体を冷やす食べ物です。それが小麦になります。
体がほてっていて熱症状がある場合、白いものというのは体にとっては良いのです。
ただし注意点は、一見、暑いと思っても体は冷えている可能性もあります。
夏はそうめんやうどんが良いと言われていたのは、条件が2つあり、
- 冷房がない時代
- 体が現代人のように冷えていない
というのが条件にあったからなのです。
最近は冷えている人が多いので当てはまる人は少なくなりましたが、そもそも小麦というのは、秋に種を巻いて冬を過ぎ、 春に収穫されます。なので、小麦は冬のエネルギーが入っています。
太陽のエネルギーが少なく、冷やすエネルギーが多いです。つまり体を冷やすためにあります。これをわかったうえで、時には適度に体を冷やすことも必要です。
判断基準は自分の下半身が全体的に温かい状態なら、うどんやそうめんは適した食事と言えるでしょう。
世の中に公表してはいけない儲かる食品の裏技
逆説的に言うと、料理で中毒性を持たせたいのであれば、グルテンを含ませるという裏技があります。
悪用厳禁というか、絶対おススメはしませんし、わざと取り入れるのはよくないですが、世の中の中毒と呼ばれるハンバーガーやピザなどファーストフードを見ると、それらにはグルテンが含まれていることが多いです。
短期的なビジネス・マーケティングには効果はありだと思います。が、再度言いますが、私は、このやり方は推奨しませんのであしからず。