<コロナパンデミック>
レシピのような調味料の配合や食材の組み合わせはここでは伝えません。『病は氣から』と呼ばれるように食事を作る時も摂る時も気持ちが大事です。今日はその話をしたいと思います。
【やめる・捨てることを意識してみる】
世の中には多くの食べ物がありますが、ただその時の「食べたい」という気持ちだけで選んでいませんか?
動画見ながらジャンクフードやチップスばかり食べてしまうなどしていませんか?
また台所には必要のない食材や調味料がたくさんありませんか?賞味期限切れのものありませんか?
まずこれら、使わないものを捨てること。必要のないものはやめること。これは食材や料理に限らずです。洋服も、身近にあるグッズも、机の上に置かれてある物も、物置にしまってある物など、さらに掃除や片付けなども含まれます。もしコロナの影響で、少しでも時間ができたのであれば身の回りの使わないものを捨ててください。
今すぐにできなければ、とりあえず食事をするテーブルの上やキッチン周りだけでも整理整頓をしてみてください。これだけで全然違ってきます。
料理をせずとも食事が美味しく感じられ、心も体も元気になります。使わないものがあれば、思い切って捨ててみてください。捨てるか捨てないかの判断の基準は、持ってみてワクワクするかどうかです。「もったいないから一応取っておこう」というのは無しです。
ワクワクを別の言い方をするなら、ドキドキとか胸が高鳴る、気分が高くなる、幸せな気持ちになるなどです。そのもの自体を両手で持ってみることも大事です。それ一つだけに集中してもし何も感じないのであれば捨てます。
ただその捨てる時に、一つだけポイントがあります。「えっ!?」と思われるかもしれませんが、これがとても重要です。
、、、
それは、“感謝”してから捨てることです。調味料でも食材でも、洋服などでも同じです。
「今までありがとう、一緒にいてくれてありがとう」という気持ちで感謝したあとに、ゆっくりと静かにしまって(捨てて)ください。この時も乱雑に捨ててはダメです。これを聞くと、なんだかおかしな感じに思われるかもしれませんが立場を逆にして考えてみてください。
例えばあなたが、キッチンの奥にしまってあった誕生日のお祝いでもらったワイングラスだったとします。あなたは、ご主人様にいつ使ってもらえるのだろうとドキドキしています。でもいつまでたっても使ってくれません。
1週間、1か月と経って、次第には使ってもらうのをあきらめてしまいます。3カ月経ったある日、やっと箱から出されて使われる時がやってきた!と思ったら、やっぱり使われずに元の場所に、、、そんな状況で、次は捨てるか捨てないかの選択の時に、雑にゴミ箱にポイっと捨てられたらあなたはどう思いますか?
「散々使わずにおいて、こんな仕打ちかよ!」となってネガティブエネルギーが渦巻いてしまいます。でも、もし「今日からちゃんと使うからね」と言って取り出してくれたり、
捨てられる場合でも、「今までいてくれてありがとう、チャンスはなかったけどあなたのおかげでいつでもお客様を迎える準備ができたよ。でもさようなら」とか「もっとあなたを活かしてくれる人にあげることにするね」と言われ離れることになる場合とでは全然気持ちが変わってくると思います。
人もモノも生き物として、命を吹き込まれた一つの生命として捉えてみてください。実際に生きているわけでないかもしれませんが、このように見立てることで色々な面で変わってきます。
最後はちょっと抽象的な話になってしまいましたが【やめる・捨てる】をすることで、食事の摂り方も変わり、結果自身の免疫力を高めることにもつながります。
以上、今日は”エネルギーを上げる食事の第一歩”についてお伝えしました。