料理と食材にまつわる【ことわざ】 

 

蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)

鯖を読む(さばをよむ)

とどのつまり

いきづまり、これ以上いかない

出世魚↓

おぼこ(おぼこい=幼い)

すばしり(すばしっこい)

いな(いなせな=若い)

ぼら(卵巣=からすみ、ほらを吹く)

とど

柳の下の泥鰌(やなぎのしたのどじょう)

月とすっぽん

猫に鰹節(ねこにかつおぶし)

好きなものは手を出してしまう

たらふく食う

漁夫の利(ぎょふのり)

第三者が得をする

水魚の交わり(すいぎょのまじわり)

相性

俎板の鯉(まないたのこい)

水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)

水が清冽(せいれつ)すぎるとかえって魚は住まないものだ。 人格が清廉にすぎると、かえって人に親しまれないというたとえ。

磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)

昆布に山椒(こぶにさんしょう)

相性が良い

昆布と山椒で水辛(みずから)という菓子を作ったところからいう) 取り合わせのよいたとえ。

お茶を飲むのに取り合わせの良い物の例。いずれも栄養価がある上に、よい茶を飲めばいよいよ健康によいという意味。

鴨が葱を背負ってくる(かもがねぎをしょってくる)

鴨の肉にネギまで添えてあって、すぐ鴨鍋ができる意から、好都合であること、おあつらえむきであることのたとえ。

秋なすは嫁に食わすな

 

芋の煮えたも御存じない

大根役者(だいこんやくしゃ)

青菜に塩

蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)

「蓼(たで)」とは、「柳蓼(やなぎたで)」という葉のことを指しており、苦くて辛い葉です。

ほとんどの虫が好まずに食べません。しかし、蛍やハムシなどの甲虫は、好んで食べるため、「蓼虫(たでむし)」と呼ばれています。

苦くて辛い葉を好んで食べる虫もいることから、好みというのは人それぞれだということを表しています。

独活の大木(うどのたいぼく)

葷酒山門に入るを許さず(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)

葷=精力(にんにく・たまねぎ)

雨後の筍

親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない

青田から飯になるまで水加減

九里よりうまい十三里

九里=四里=十三里

丸十(さつまいも)

粟とも稗とも知らず(あわともひえともしらず)

おぼっちゃま、いいとこ育ち

胡麻をする

同じ釜の飯を食う

我田引水

油を売る

手前味噌

糠よろこび

敵に塩を送る

手塩にかける

酸いも甘いも噛み分けた

酒は百薬の長

名物にうまいものなし

腐っても鯛

うなぎのぼり

その手はくわなの焼き蛤

ごぼう抜き

餅は餅屋

桃栗三年柿八年

糠味噌が腐る

油に水

山椒は小粒でもぴりりと辛い

火に油を注ぐ

味噌も糞も一緒

へそが茶をわかす

お茶を濁す

だしに使う

食べてすぐ寝ると牛になる