日本料理人が分子栄養学を学んで【食医】になるまで

『未来の料理人育成・無形文化財の和食』料理長が”食事で人を治す食医”になるまでの奮闘記!

「料理人の独り言(ひとりごと)」の記事一覧

和食の対比 ホンネとタテマエ 重さと軽さ

日本料理や食べ物には、多くの対比が見られます。それは表と裏、陰と陽のような関係性のようにも思われ、また、吸気と呼気(息)や本音と建て前など日本の食文化の背景にある‘粋’な感覚も感じられます。 調味料では、 濃口と淡口(醤 […]

日の丸弁当に入っている梅干しの底力と日本人の知恵

日の丸弁当という名前を聞いたことも食べたこともない世代が出てきている世の中になってきている今、日本料理を伝えるものとして、日の丸弁当に入っている梅干しがどれだけ日本人にとって大事な役目を果たしていたのかをお伝えしようと思 […]

上司や先輩に怒られないようにするために考えること・対策

今回は“自分では気を付けているけど空回りする人”について。「いつも気をつけてはいるのですが、いつも怒られるばかりです」、、、ちなみにこれらは全部私の体験談をもとに書いています。 いつも怒られる、失敗をする、空回りをする。 […]

料理人の基礎(=お金をもらって仕事をするための最低限のマナー)

料理を教える立場になると、多くの先輩料理人が後輩(見習い)料理人に対して思う事があります。 「教えてもらう姿勢ができていない。」 料理人もそれぞれで、育った環境や感覚、性格などによって、感じ方は違いますが、「もっと教えて […]

器、お膳、食器類の取り扱いの注意・心得

お客様をもてなす手段の一つで、大切なものに器があります。 食器類は、料理を値打ちづけるだけでなく、従業員の接客態度とあいまって、店の風格を高める要素でもあります。ですので、器の取り扱いには細心の注意が必要です。 それは、 […]

夢や希望、目標を持たない料理人 ~意識の種類~

思い通りにいかないワケ 「料理人になる!」という目標をもって、飲食業界に入ってきたはいいが、いざ料理の世界に浸かってしまうと、 「毎日忙しくて、いつも疲れた状態で眠い」 「やっていることが同じことの繰り返しで、本当にこれ […]

時間と空間を意識して料理を作る(抽象度高バージョン)

「あなたが本当に望んでいることはなんでしょうか?」 世の中、ほとんどの料理人が 「自分が本当は何がやりたいのか」 が、わからずに生きています。 「私はこれ!!」 といった使命を感じて日々過ごしている人もいますが、 そんな人はごく稀です、、、

飽きるプログラム 脳の馴化(じゅんか)

毎日同じことの繰り返しだと、飽きることは誰だってあります。 料理を作るのも同じく、ずっと同じ料理ばかりしていると、 他の店の料理や調理法などが気になって、自分がやっている仕事に慣れ過ぎて、 退屈に思うこともあるでしょう。 今日はそんな、“飽きる”についてお話します。

木の葉型の器の向きは左右どちらか?

木の葉の形をした器ってよく見かけますよね。あの器って方向はどっち向きなのでしょう? 葉先が右でしょうか?左でしょうか? 実は私は長年、葉先を左側にして料理を盛っていましたが、 このような向き↓ このまえ、自分より料理歴の […]