日本料理人が分子栄養学を学んで【食医】になるまで

『未来の料理人育成・無形文化財の和食』料理長が”食事で人を治す食医”になるまでの奮闘記!

「食材の知識」の記事一覧

甘味を感じないのはなんで? ~温度による甘みの変化~

「果物は冷やすと甘く感じるのはなぜ?」 「ホットコーヒーにシロップ入れてもあまり甘く感じない、、、」 「ぬるい清涼飲料水は甘くない、、、」 なんて思ったことはありませんか? 果物やシロップ、清涼飲料水など、 ぬるい状態や温かい場合、甘さに違いが出てきます。

お米の雑学、由来と特徴

お米の“米”ってなんでこの漢字になったのか知っていますか? その前に、「米」の字が国名で使われている米国=アメリカ アメリカより絶対日本の方がお米の消費率は高いはずなのに、なんで「米の国」なんでしょうか?

青野菜をゆでる時に”塩”を入れると緑色が鮮やかに出るのはなぜ?

[塩]は料理において、さまざまな効果を発揮します。 野菜をゆでる時に塩を入れていますか? 塩を入れるのと入れないのとでは、味が違いますよね。 塩を入れないとなんだか物足りない味になってしまいます。 このひと手間を加えるか加えないかで、出来上がった時の料理に差ができます。

あら塩が漬物に適している理由

最近、家で漬物を作る家庭は減ってきていると思いますが、スーパーで売っている添加物入りの漬物より、自分で作る方がよっぽどおいしいですよ。化学調味料より勝る“うまさ”はたくさんあります! さて、漬物には食卓塩ではなく普通“あ […]

塩が固まるのを防ぐ方法

塩が固まるのを防ぐ方法 塩を使おうとすると、 入り口が固まって塩が出てこなかったり、 中で固まって出てこなかったり このような経験ありませんか? これは塩に限らず、他の粉系の調味料に当てはまることもありますが、原因は湿気 […]

海老(えび)の筋の場所、のばし方

海老の天ぷらを、丸めずにまっすぐ上げるためには「筋切り」をしなければいけません。 天ぷら屋のエビはまっすぐで、食べるとプリッとしていて、歯切れもよく食べやすいですよね? 海老は筋切りをしないと、身は丸まり、筋が硬くて噛み切れない天ぷらになってしまいます

魚の腹開き、背開きの違いと理由

魚を1本丸ごと開くときに、「腹開き」と「背開き」という方法があります。 この2つの違いはなんでしょう? 最近までなんとなく~の感覚でこの背開き腹開きを使い分けていましたが、ある日突然、この2つの開き方の違いに疑問を感じ、 […]

黒米の炊き方・洗い方の注意点

黒米を使う機会がありました。今回、黒米を使うことになった理由は、お寿司のロールを作るにあたって、裏巻の巻き寿司を作りたいと思った時にただ単に外側が胡麻やとびっこなどで彩るのもありきたりだし、、、と思ったのがきっかけです。 […]

おもちの作り方と語源由来・鏡餅の飾り方

お餅の作り方 おもちは「餅つき機」や「臼と杵」、「炊飯器」でも作ることができます。 必要なのは、もち米、水、片栗粉(打ち粉)です。 炊飯器で作る場合、もち米をとぎ、水につけて1時間程度おきます。炊飯器で普通に炊きます。 […]

おにぎりとおむすびの違い、歴史、語源

おにぎり(御握り)は炊いた米、つまりご飯に味を付けたり、具を入れたりして三角形・俵形・球状などに加圧成型した食べ物である。手のひらに載る程度の大きさに作る。~ウィキより~ おにぎり・おむすびの歴史 おにぎりの歴史は非常に […]

正しいおにぎりの作り方!?

おにぎりの歌(正式には”おべんとうばこのうた”)で「これっくらいの おべんとばこに おにぎり おにぎり ちょいとつめて、、、」の部分が実は、 {おにぎり おにぎり} ⇒ {おにぎり を握り} だったという噂が広まって、 […]

こんなにたくさん!?お餅の種類

お餅といっても日本にはとってもたくさん種類があるのをご存知ですか? そのほとんどが名前を見たら連想できるようなお餅たちです。 私の知っているお餅を挙げてみました(^O^)/ 焼 餅             やきもち 橡の […]

塩の煎り方と振り方(あて塩)について

塩を振るときには2種類方法があり、手の甲を上に向けるか、下に向けるかのどちらかがあります。 甲を下にした場合、小指のところから塩を出すのですが、よく調べたら「指の間から塩を出して振る」って言う人が結構いました。 実際、私 […]

砂糖の持つ驚きの特性 ~まとめ~

ようやく今回で「砂糖編」も終わりです。お疲れ様でした。かなり、砂糖についての知識はついたのではないでしょうか? 砂糖の持つ驚きの特性 ~まとめ~ 「砂糖=甘い」と思っている人が大半ですが、「甘い」効果は砂糖の持つほんの一 […]

あめ細工と水あめの違いと作り方

ショ糖溶液を150℃以上に煮詰めてから冷却すると、ガラスのような形と光沢のある「アメ細工」ができます。 ・中国料理の「抜糸(バァス)」 ・フランス菓子の「シュクレ・ティレ」 ・日本は「リンゴ飴」? キャンディを作るときも […]

シロップとキャンディの種類と作り方

シロップは砂糖濃度50~60%の水溶液を103~105℃に加熱して作ります。 出来上がりの濃度により、 ・エキストラライトシロップ ・ライトシロップ ・ヘビーシロップ ・エキストラヘビーシロップ の4つに分かれます。(上 […]

温度による砂糖の変化8種類

砂糖について、調べていたらこんなに奥が深いのかと、びっくりしているのと同時に、若干調べ疲れてきましたが、あと少しなので頑張ろうと思います。 と言っても、まあだまだありますが、できるだけ料理に関係する部分だけ記事にしていき […]

料理の砂糖濃度一覧

砂糖は色々な組み合わせにも対応できます。 ・甘辛い味付け ・甘味と酸味 ・隠し味としての砂糖 そして甘味は、味の強弱の許容範囲が広いことも特長として挙げられ、おいしいと感じる塩分濃度だと、すまし汁で0.6~0.8%前後と […]

砂糖の”焦げ”にも種類がある?

ケーキや玉子焼きで砂糖を使った時に出る”焼き目(焦げ)”と、カラメルなどの”焦げ”は同じ砂糖でも原理が違います。 キツネ色の「焦げ」 ケーキやクッキーが焼き上がったときにできるこんがりとしたキツネ色。これは砂糖の成分のお […]