日本料理人が分子栄養学を学んで【食医】になるまで

『未来の料理人育成・無形文化財の和食』料理長が”食事で人を治す食医”になるまでの奮闘記!

「おもしろい食材・調味料」の記事一覧

【リベンジ】脱大豆(Soy free)製品 ~醤油の代替調味料~

料理人として、さまざまなアレルギーの人に対応してきましたが、グルテンフリーの人より、ベジタリアンやビーガンよりもSoyフリーの人に対応する方がよっぽど難しいです。 私がSoyアレルギーと診断され、ナチュロパスさんに「Soyのかわりに『Coconut aminos seasoning』が使えるよ」と勧められ、、、

ビートルート(ビーツ)のぬか漬け ~赤いぬか床殺人事件~

「目に見えるものがほんとうのぬか床とは限らない」 これは村上春樹の小説で出て来る有名な言葉(のパクリ)です。 下の写真はぬか床です。まるで血しぶきのように赤い斑点が広がっています。   「何?この血痕のような赤いまだら模 […]

失敗しないぬか漬け発酵 3つの菌バランス

ぬか漬けを作りました。過去にプライベートでも仕事でも、何度もぬか漬けは作ったことがあります。 色々変なもの入れ過ぎて失敗したこともあれば、成功することもありました。 そんなぬか漬けについてこれからお伝えする“原理”を知ることで、おいしいぬか漬けができます。

想像以上に使いやすいルビーフィッシュ(Ruby Fish)ナンヨウハチビキ

さて、今回は少し珍しい魚が手に入ったので紹介したいと思います。 その名もRuby Fish(ルビーフィッシュ) 日本名でナンヨウハチビキ、また英語での別名ではRock Salmon(深場の岩礁まわりにも生息するため) ルビーという名前の通り、ルビー色(真紅色)のキレイな魚です。

もったいないお化けが大好き日本人 ~ゴボウや和紙などの食物繊維~

日本人は世界にも珍しく無駄が好きな人種と言えます。無駄と言うと語弊がありそうですが、その“無駄”こそが日本人のすごさを物語る特徴の一つなのです。 例えば牛蒡(ゴボウ)が良い例です。ゴボウは日本人だけが食べる根菜です。第二 […]

オブラートで料理実験 ~オブラートの粉~

『オブラート』ってご存知でしょうか? よく「オブラートに包んだ言い方をする」など、口語でも使われるオブラートですが、 主に薬を飲むときに使われ、苦い粉薬を直接口に入れると子供が嫌がるため、 オブラートに包んで飲むことで、舌で苦みを感じずに食べることができるという画期的な商品です、、、

熟成肉(ドライエイジング)のポイントと注意点

熟成という言葉は、実はこれと言った細かい定義がありません。 どうなれば熟成なのか判断の基準が難しいのだと思います。 熟成肉、ドライエイジングという呼び方はだいぶ普及していますが、 もともと、チーズや納豆なども熟成です。 フルーツも熟す、熟れると呼びますし、、、

ウニの処理・さばき方 ~盛り付けに殻を使う方法~

実は、ものすごい偶然でウニを見つけ、違法ですが採りました^^ ウニを扱うときは、とげが刺さらないようにビニール手袋などをしましょう。 あと棘の色が手に移ります。結構色素が強く、しっかり洗っても取れません。 今回は私は全部素手でやりました。 なのでこんな手になってしまいました(゜レ゜)、、、