天ぷらが「カラッ」と揚がらない原因はたくさんあります。
・小さい鍋
・火力が弱い
・油が少ない
・天ぷら衣が濃い
・鍋の表面積一杯に素材を入れ、温度が急激に下がったまま揚げる
このような条件が重なった状態で天ぷらを揚げると、なかなか揚がらず、出来上がるのに時間がかかり、その間に衣は油をどんどん吸ってしまい、重い天ぷらになります。同時に、油の劣化も急激に進みます。
天ぷらをうまく作るポイントの一つは『油の温度の変化に上手に対応する』ことです。
専門店では、素材の味を生かすためさっと揚げるため、揚げ始めの温度は185度位(適温より若干高め) から始めます。
そうでなくても、ある程度まとめて揚げる場合も、いつも揚げる温度より若干高めに設定して揚げます。あまり温度が低いと、ぼてっとしたおいしそうでない天ぷらができるので油の温度を下げない為に、以下の点を注意しましょう。
●衣を薄く作る
●油の中に入れる前に余分な衣を落とす。
●揚げ始めたら火力は強火。
●材料を入れる量は鍋の表面積の半分以下。
●揚げかすを丁寧にこまめに取る。
他にも、素材の揚げる順番やバランスなどありますが、おおまかに言うとこの5つの要素がポイントになってきます。
その他の天ぷらについての記事一覧↓↓↓
“油の温度を下げず”カラっ”と天ぷらを揚げるために、、、” への1件のフィードバック