今日は、私が勉強しているときによく使っているサイトについて。実は1~2か月前にも、同じタイトルで勉強に役立つサイトやSNSを紹介しました。
【栄養学の勉強に役立つサイトやSNS動画集】 https://wp.me/p50ahn-1Uc
しかし、今読み返してみると、そこまで、使わなくなっているサイトもあります。(欠かさず見るのは信長先輩のYoutubeくらい)
「前より少しだけ、成長したのかなぁ」とも思いますが、今回紹介するのは、かなりレベルアップしています。
昔は『ネット上で検索して、出てきたサイトや記事を片っ端から調べる』という方法をとっていたのですが、ある日、思ったことがあります。
それは『これは本物の情報なのか?』ということ。つまり『一次情報なのか?』
『エビデンス(証拠。根拠)』の部分です。研究結果・論文などが当てはまります。
前回【一次情報】については、前回書いたのでこちらご覧ください。https://worldchefsbible.com/info/firstinfo/
『エビデンス』は、たくさんのお医者さんや栄養学者さんがチェックしています。
そして、世のまともな健康・栄養・医学情報発信者みんなはそのエビデンスを元に説明していますが、ただの二次情報の「寄せ集めサイト」もたくさんあります。
このような話をすると、たまに反論者が、
「そのエビデンス自体が嘘だったら、どうするんだ」
「それは政府や国が隠ぺい工作のために、わざと偽の情報を公開している」
「どこかの企業の利権のためでしょ」
なんて言葉もちらほら耳にします。
実際そこまでして、情報を捏造しようとしている科学者たちはごく少数だと思います。(これに関してのエビデンスは表に出ないと思うのでわかりません)
もちろん偽情報もあるかもしれませんし、中には、相反する実験結果も存在します。
ただ、これら実験は膨大な労力と時間と費用がかかっているので「だったら、自分で証明してみよう」という簡単な話ではありません。
例えば、前々回の水銀魚の蓄積量なども研究結果のデータから取っています。
しかし、もしこれを自分で魚の水銀量を調べていたら、気の遠くなるような、金額と時間と知識など、たくさんの要素が必要になってきます。
だから、私は、研究者・先人たちが残したデータに頼るしかありません。信じるしかありません。
また、水銀一つとっても、同じような研究をしている人は、世界中にたくさんいるので、それら多くのエビデンスを探して読んで、自分の中で咀嚼し、考えをまとめて発表しています。
ただ、ここ結構重要ですが、意外に医学の世界は「これまで常識だったことが、実は違っていた」なんてことがあるので、常に最新情報に注意を払わなければいけません。
ということで、現時点で、私が参考にしている【一次情報】を含めた役に立つサイトをいくつか紹介したいと思います。
一時情報は、お医者さんだけでなく、本を書く時もよく情報源として使われます。
ちょっとここで、役立つ豆知識をお伝えします。
本当に良い本の見極め方
引用のところに一次情報が書いてある本です。
しかし、引用部分に他の本を参照して本の内容が構成されている場合、その引用している本に書かれている引用先の一次情報が大事になってくるので、信憑性はビミョウということになります。
*本のジャンルによります。特にエビデンスを必要とされる本は注意してみることをお薦めします。
またこの検索能力を身に着けると、うれしいことがあります。
一時情報のサイトで色々、今まで料理で気になっていたことなど検索すると「食材の細かい部分が理解できる」ようになります。
ただ医学系の論文に関して、個人的に非常に残念なことは、医者の資格がないと閲覧できないサイトが結構あること。
その解決策は、自分が医者の免許を持つか、医者の友達に見せてもらうなどがあります。
その他、エビデンス一つ見るのに、結構高いお金払って購入しなければならないものもあります。
文献の中には、(現時点の私では)読んでもさっぱり意味不明なことを書いてあることも多いので、中身を見れないで、買うのは結構リスクあります。
でも、それを差し引いても、私が使っている一時情報元のサイトは20以上あります。でも、探せばもっとたくさんサイトはあります。
しかし、だいたいの大きな機関は絞ってあります。ここまでの数があれば、検索すれば、何かしらヒットするでしょう。
また、その研究機関の信頼性とかもありますが、正直そこまではわかりません。
でも私の見ている一時情報機関は「本の著者や専門家(学者・医者)などがよく利用している」という共通点もあります。
ですので「本格的に知りたい、勉強したい」とか、クライアントに「答えられない質問をされた」などがある時は、
役に立つかもしれません。
最近は知りたい情報を、検索にかけてもアフィリエイト目的のサイトも多いです。
どこだれかもわからない、2次3次情報のサイトを長々と読んで無駄な時間を費やすのであれば、いきなり一次情報機関のサイトに入って検索する方が早いです。
ただ読んで楽しむ、面白さを求めるのであれば普通にググればいいですが、研究・文献は、化学記号や電子配列、非常にわかりにくい専門用語、そして英語表記だったりするので、読むだけで根気が必要です。
でも、一度そこまで調べつくしたら、それは正しい一次情報または、一時情報に限りなく近いはずので結構自信を持って答えられると思います。
、、、とここまで来て、
「こんな面倒なこと、誰がするねん」と思うかもしれません。
これからお伝えする一時情報サイトは右側から言葉を書くような(たしかペルシア語)サイトもあります。
ただ、意味不明な言葉を入力するのはできないと思うので、日本語または英語のみ検索できるサイトだけ紹介しようと思います。
ということでどうぞ。(料理人にもおすすめです。食材を深く知ることができます)
最後に案内していますが、メルマガ登録すれば、この一次情報のまとめレポートをプレゼントしています。
ここでは、「簡単にできる検索方法」や「リサーチのポイントやキーワード選定方法」「すっごくわかりやすい栄養・医学の勉強法」も伝えています。
世界の論文検索サイト(海外10選)
<PubMed>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/
医療従事者が一番よく使っている論文検索サイトです。
<Science Direct>
https://www.sciencedirect.com/
かなり細かく検索分けされています。(英語)
<Aprifel>
オリジナルはフランスのサイトです。これは英語バージョンです。フルーツや野菜に関して。
<Wiley Online Library>
https://onlinelibrary.wiley.com/
かなり使えます。このサイトの中でもJournal Of Food Scienceのフィルター内で検索する時は以下URL。
https://onlinelibrary.wiley.com/journal/17503841
<USDA>
アメリカの農業系検索サイト
<Journal of Birjand University of Medical Sciences>
http://journal.bums.ac.ir/index.php?&slct_pg_id=10&sid=1&slc_lang=en
ベースは、イランを中心とする中東地域で話されるペルシャ語。検索の左側ではなく、Serch published articlesの方(そのとなりの検索枠)にキーワードを入力してください。
<ACS Publications>
検索したら図解付きで表記されます。
<Taylor Francis Online>
論文検索サイト 色々なジャンルあります。
<OXFORD Academic Journals>
https://academic.oup.com/journals
幅広いです。
<Springer Link>
購入しないと見れないものが多い
日本の論文検索サイト 論文・農業・水産
<Google Scholar>
手軽で何気にかなり便利
<J-STAGE>
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja
これも良く使う。日本語で資料や記事を検索できます。
<CiNii>
有名な論文検索サイト
<CareNet>
かなり幅広い、医療系総合サイトです。
<国立国会図書館デジタルコレクション>
医療以外も幅広いジャンルの資料があります。
<J-global>
文献、特許、研究者などの科学技術情報サイト
<京都府医師会>
https://www.kyoto.med.or.jp/health/index.shtml
このページから、健康関連の色々な面白い資料を見ることができます
***農業関係***
<農研機構>
https://www.naro.go.jp/index.html
農業・野菜系に特化した研究報告が見れます。右上の検索窓にキーワードを入力してください。
<岡山大学農学部学術報告>
https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/ja/journal/srfa
農業関連、たくさんあります。ここから興味あるものを読んでもいいですし、右上の検索窓にキーワードを入力してもOKです。
<JSNFS>
https://www.jsnfs.or.jp/database/database_aminoacid.html
食材の細かいアミノ酸データを知りたいとき
<弘前大学学術情報リポジトリ>
https://hirosaki.repo.nii.ac.jp/
<Trade Science>
<宮城大学学術機関リポジトリ>
<京都府立大学学術機関リポジトリ>
野菜系で検索した時に見つけました。
***魚関係***
<横浜国立大学学術情報リポジトリ>
食品系そこまでたくさんはないかも、マダコを調べた時に使った
<AgriKnowledge>
https://agriknowledge.affrc.go.jp/
農林水産関係のデータです。見やすく使いやすいです。
<水産研究・教育機構>
https://www2.fra.go.jp/xq/seika/
海産物系です。数は多くないです。
栄養情報・勉強に役立つブログやサイトなど
<Dr’s TABLE ドクターズテーブル>
レシピやブログ記事が参考になります。
<メディカルネットブック>
https://m-netbook.mealtime.jp/
病気・症状別の解説やレシピなどが載っています。
<mealtime>
なかなか興味深いサイトです。個々に合った食事プランが作れます。
<食の専門家Blog>
https://www.mealtime.jp/shokublog/
さまざまな分野の専門家が書いたブログ
<金森重樹の断糖高脂質食ダイエット>
<Ulabel>
食品表示・栄養成分表示の作成
<海外 食品表示計算>
Manage Recipes (foodstandards.gov.au)
https://www.foodstandards.gov.au/consumer/labelling/panels/Pages/default.aspx
https://www.foodstandards.gov.au/industry/npc/Pages/User-Guide.aspx#specificgrav
<超初心者 Anime>
https://www.chantotaberu.jp/jikan/search/
こどもでも理解できて楽しめる。アニメで勉強。
<SI Conversion Calculator>
https://www.amamanualofstyle.com/page/si-conversion-calculator
日本と海外で、血液検査などのデータの単位が違っていることがあります。そんな時、一瞬で計算してくれます。
<銅計算Copper/Zinc/CP calcs | InstaCalc>
知らなかったら、なんのことやらさっぱりだと思いますが、いつか使うかもしれません。覚えておいてください。
<虚偽誇大広告禁止法>
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/dl/hyouziseido-4a.pdf
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/hyouji/kyouzai/files/2020_kyogikodai.p
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/kenko_shokuhin/ken_syoku/kanshi/kounou.html
https://www.mhlw.go.jp/content/000371812.pdf
法律関係でわかりやすいサイトなどです。
<健康増進法>
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/160630premiums_9.pdf
健康食品に関する情報・法律
ここまで色々紹介しておいて言うのもなんですが、実はGoogleでキーワード検索するだけでも論文は出てきます。
もしかしたら、上記でお知らせしたサイトから検索するより、はるかに効率が良いこともあるので、まずは関連ワードで色々調べてみると良いでしょう。画像検索なども結構役立ちます。
以上、これであなたは今後、先生・博士と呼ばれることになるでしょう。
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