砂糖は色々な組み合わせにも対応できます。

・甘辛い味付け

・甘味と酸味

・隠し味としての砂糖

そして甘味は、味の強弱の許容範囲が広いことも特長として挙げられ、おいしいと感じる塩分濃度だと、すまし汁で0.6~0.8%前後と狭いですが、砂糖は「隠し味」から「煮物」「ぜんざい・餡」まで使う量の幅が広く、おいしく食べられます。

そのような応用範囲の広い砂糖を使った料理で砂糖を使う割合・濃度を表記しました。

(%)       (料理名)

3~5        酢の物・煮物(薄め)

2~8        和え物 

6~10       ホイップクリーム

7~10       含め煮

8~10       ジュース、飲料

10~12      プリン・ゼリー

12~15      アイスクリーム

25~30      お汁粉・ぜんざい・甘露煮

30~50      餡

40~70      ジャム

約70        砂糖漬け

これって言う決まりではないですが、参考程度にどうぞ。

ちなみに、砂糖が50%含まれている食品は、一般の細菌は繁殖できず、70%以上含まれているとカビも生えないといわれています。ただ、空気に触れると、砂糖が空気中の水分を吸いこんで、表面の砂糖濃度を低下させ、カビが発生しやすくなるので注意が必要です。

 

◆砂糖についての記事一覧表◆

★アメ細工は冷蔵庫に入れてはダメ!

☆砂糖が白く見えるのはなぜか?

★砂糖の種類と使い分け

☆上白糖とグラニュー糖の違い

★砂糖の原料ってなんだろう?

☆砂糖の種類による甘さの違い

★甘味の時間変化、温度による変化

☆冷やして甘くなるフルーツ、甘くないフルーツ

★砂糖の溶ける量と温度の違い

☆砂糖の種類とカロリーの違い

★ふんわり玉子焼きの作り方、ポイント

☆砂糖の”焦げ”にも種類がある?

★料理の砂糖濃度一覧

☆温度による砂糖の変化8種類

★シロップとキャンディの種類と作り方

☆あめ細工と水あめの違いと作り方

★寒天に砂糖を入れるタイミングで固さが変わる

☆砂糖の持つ驚きの特性 ~まとめ~