今回から砂糖について語ります。まずは糸飴・飴細工の保存方法についてです。今からさかのぼること、数年前の事件について話したいと思います。その時の職場、大阪での調理場で、、、

私「だれだー!俺の飴細工使ったやつー!それか食べたなー!!」

みんな「・・・・・、食べてないし、使ってもないよ。何があったんだよ」

私「昨日作った飴細工が無いんだよ、、糸飴のやつ、、、」

みんな「そうか、、、でも誰も触ってないしなー、、、どこ行ったんだろうなー?」

そんな時、、、副料理長がきて、、、

副料理長「なんやなんや?なにがあってん?」

私「こうこうこんなことがあって、、、、」

副料理長「・・・・・、当たり前やん!あほか!!」

私「え・・・?」

という痛い出来事がありまして、、、調べました。

では、答えです。

この私の作っていた糸飴は”シュクル・フィレ”と言って、ケーキの飾りや、フルーツの盛り付けなどの飾りに使います。

シュクル・フィレに限らずアメ細工は、湿度に 極端に弱いのです。ですので、冷蔵庫内の湿度に触れて溶けたのだと思います。対策は、乾燥剤とともに タッパーなどで保存し 直前に飾るのがよい。これが答えで、一晩で飴細工が無くなってしまった原因です。

パティシエは、雨の日など湿度の高い日に飴細工は作らないらしいです。 溶けてしまう可能性があるからです。

ということで、飴細工の保存には気を付けましょうね。

 

◆砂糖についての記事一覧表◆

★アメ細工は冷蔵庫に入れてはダメ!

☆砂糖が白く見えるのはなぜか?

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☆上白糖とグラニュー糖の違い

★砂糖の原料ってなんだろう?

☆砂糖の種類による甘さの違い

★甘味の時間変化、温度による変化

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★砂糖の溶ける量と温度の違い

☆砂糖の種類とカロリーの違い

★ふんわり玉子焼きの作り方、ポイント

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☆温度による砂糖の変化8種類

★シロップとキャンディの種類と作り方

☆あめ細工と水あめの違いと作り方

★寒天に砂糖を入れるタイミングで固さが変わる

☆砂糖の持つ驚きの特性 ~まとめ~